日本最大の木彫り座像「福岡大仏」❗️がある東長寺(福岡市博多区)に行ってきました。
ここは806年に唐での修行を終えて日本に帰っきた空海(弘法大師)が、最初に建てたお寺で日本最古の霊場(パワースポット)との事です。
真言密教が東(京都や奈良)に長く伝わる様にという願いを込めて、「東長密寺」と名付られたそうです。
【黒田家のお墓】
此方のお寺は黒田家の菩提寺でもあります。
【五重塔】
立派な五重塔もあります。
【六角堂】
六角堂です。
【福岡大仏】
東長寺には、日本最大の木彫り座像「福岡大仏」があります。
高さ10.8メートル、重さ30トンの檜造の釈迦如来坐像で、像高10.8メートルは、人間の煩悩の数(百八とされる)にちなむものとの事でした。
(写真撮影NG HPより引用)
また写真では分かり辛いのですが、大仏の背景の細かい点一つ一つが仏像になっていて、5000体もあるのだそうです。
(写真撮影NG HPより引用)
大仏台座の下に「地獄・極楽巡り」の入り口があります。
地獄八景の絵が飾られており、更に先に進むと一歩先すらも見えない様な「真っ暗闇で曲がりくねった」ゾーンに続きます。
驚く程に真っ暗闇で手摺りだけが頼りとなります。
また、この暗闇の中のどこかに「仏の輪」という輪っかがあり、真っ暗闇の中でその輪っかを探し出して触ると極楽に行けるとか・・・。
仏の輪に触れる事が出来た人も、結局どこにあったか分からなかった人も、暗闇の中を歩き続けると道の先に光が・・・。出口にたどり着くと極楽の絵にたどり着き地獄・極楽巡りは終わりとなります。
大仏様の下で、仏が示した道(=手すり)を行けば、今は暗闇でも必ず極楽に行ける・・・というような仏の道の教えを感じる、大変興味深い穴場スポットです。
祈願のロウソクや線香を立て、仏さまに手を合わせ、自らを省みると同時に静かで穏やかな時間を過ごせる場所だと思います。
Posted at 2018/01/28 17:22:25 |
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